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ラス網とは

ラス網とは、モルタルの剥落を防ぐために、モルタル下地として使用される金網の事です。
モルタルに含まれる水分やアルカリ性に対応する為に亜鉛メッキ鋼板を原料としたラス網が主流になっています。またよりモルタル厚を確保することによって、防火・耐震性能を大きく向上させることができます。
よりモルタル厚をつける為に塗り厚を確保しやすい波形ラスをお薦めします。


波形ラスの選び方

現在、もっとも主流になっている波形ラスですが、多様な種類のものが流通しています。
選び方のポイントをいくつかご紹介したいと思います。
700g/m2以上の質量があり、JIS G3302(溶融亜鉛めっき鋼板及び鋼帯)に規定される鋼板(鋼帯)を使用し、モルタル塗り厚を確保できる様、凹凸をつける等、有効な加工を施した、波形ラス、リブラス等の異形ラスを使用する事をお薦めいたします。
700g/m2以上であっても凹凸等の異形加工のされていない平ラスは外壁モルタル下地としては不適切(JASS15 4.5)とされています。しかし、飾り柱、破風、尾ダレ等、役物やサッシ廻りの割れ止め(補強用)として使用することは可能となっています。
以上の条件を満たした JIS 規格品をご使用になられる事をお薦めいたします。